高山の原生林を守る会 2001年度定期総会報告

2001年度活動報告
1月14日吾妻冬季ルート調査(一切経山周辺標柱撤去状況)) 1名
1月21日「カタクリの会」観察会参加 4名
2月 4日厳冬の滝観察会(土湯:思い滝、仁田沼) 19名
2月12日高山冬季ルート指導標点検(土湯〜山頂) 1名
3月 3日高山冬季ルート調査(土湯〜山頂往復)  1名
4月 8日吾妻小富士周辺調査(吾妻開パ〜小富士) 2名
4月22日高山観察会(鳥子平〜高山山頂往復)   11名
6月11日西吾妻ロープ補修に伴う事前交渉(環境省自然保護局裏磐梯自然保護事務所) 1名
6月17日西吾妻観察会(ロープ補修) 15名
7月15日西吾妻馬場谷地湿原調査参加(植生回復モニタリング調査委員会主催) 1名
8月25日荒川親子観察会(わらび座「龍姫」福島公演を観る会主催)講師派遣 1名
8月26日高山麦平観察会(幕川温泉〜麦平入口) 21名
9月26日荒川流域を歩く会(荒川づくり協議会主催)講師派遣  1名
10月14日中津川紅葉観察会(林道終点〜中津川往復)   21名
10月18日日本自然保護協会第一回沼田眞賞授賞式出席   1名
10月27日高山周辺施業状況調査(台森山周辺伐採状況)   1名
11月10・11日東北自然保護の集い(岩手県安代町)       3名
11月15日福島森林管理署次長との意見交換           1名
11月22日「国有林管理経営計画」の閲覧(会津森林管理署)  1名
12月2日総会・栂森観察会
12月5日「国有林管理経営計画」に対する意見書提出(予定)

(2)2002年度活動計画
 2002年度は新たな試みとして広葉樹の植林と親子観察会を実施します。

 

期日

場所

定員

内容

第51回

2月 3日

山鳥山周辺

20名

厳冬のキタゴヨウマツ林観察会

第52回

4月21日

裏磐梯

20名

裏磐梯野鳥の森雪上観察会

第53回

5月  日

鳩峰峠

30名

ブナ植林と龍ヶ岳観察会

ボランテア

7月7日

西大巓

有志

誘導ロープ補修

第54回

8月25日

鬼面山

30名

親子観察会

第55回

10月20日

高山

30名

ブナ平-的場川渓谷紅葉観察会(芋煮会付)

第56回

12月 1日

御在所山

30名

総会(もにわの湯)

注:第53回は期日は未定です。決まり次第、お知らせします。

     第54回は20歳未満参加費無料です。

総会発言から
・毎回初めての場所で、新鮮な気持ち。
・林野庁が転換して守る方向になっている。森林ボランティアを立ち上げたい。
・馬場谷地はどうなっているか。
・ワラビ座と自然観察を連動したい。(自然をテーマとしたミュージカル)
・先生が生徒に話をする形よりも、違う形で出来ないか?テキストも充実して欲しい。
・植林事業と親子観察会で活動に幅が出てきた。
・一つでもいいから隣の人に自然の大切さを伝えられたらいいと思っている。子供の自主性を伸ばすことも必要。
・会の事業に合わせて、もう少し世界を広げたい。
・親子観察会はできれば意識して参加して欲しい。特に18歳未満は無料にしても参加を勧誘してはのではないか。
・今回は「自然観察手帳」というか「フィールドノート」を配ろうかと思っていたが、基本的な観察の話を載せたいと思っている。
・親子観察会では、安全確保が一番
・鬼面山での登山道刈り払いは幅が広すぎヒドイ。8月末頃、実施されているようなので親子観察会の前に調べておいた方がいい。

第1回日本自然保護協会「沼田眞賞」受賞式参加報告    高橋淳一

 去る、10月18日東京大学弥生講堂において、第1回「沼田眞賞」の受賞式並び日本自然保護協会創立50周年記念シンポジウムが開催されました。
 この賞は「日本自然保護協会創立50周年を記念し、自然保護及び自然保護教育に関する研究または実践で優れた実績をあげた者を顕彰し激励するため創設された賞」ということで「東北自然保護団体連絡会議」が個人受賞の北海道大学大学院教授、小野有五氏と共に表彰を受けました。当会も幹事団体とし「東北自然保護のつどい」の開催や参加そして組織運営に10年余りの期間、関わって参りましたが、20年以上にわたる連携、活動が評価をされてのことであり、多くの苦難の中で活動をリードされてきた先輩各位そして各団体にとっては、この上ない受賞であると思います。

 当日は私自身を含め東北6県の各代表が招待を受け、表彰式では団体受賞にも関わらず6名全員に表彰盾と記念品が授与されました。また山上会館に会場を移しての記念交流会では多くの参加者から祝福を頂くととも、自然保護協会のスタッフの皆様や関係省庁の職員の方々との懇親を深めることが出来ました。そして、当会にとっても、このような名誉ある賞に恥ずることの無い活動を追及していかなければならないとの思いを新にしました。



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