77回観察会・西大巓登山道誘導ロープ補修ボランテア2005.7.3()

 

西大巓登山道調査とロープ補修に参加して

                                                               山登り1年生   菅野 春美

  初めての飛び入り参加でしたが、とてもさわやかな気分を味わうことができましたこと、まずは感謝申し上げます。(花の名前も少し覚えることもできました。)

  当日の朝の福島は小雨交じりでしたが、土湯峠を越えるとおてんとう様が。峠を越しただけでこんなにも違うなんて。更に登った西大嶺の山頂からは方々の山と青空、雲海と磐梯山の山頂ちょこっと覗かせておりました。白い「ちんぐるま」などが沢山咲いて私はレイチェル・カーソンの有名なあの一説(「The Sense of Wonder」)を思い、自分の周囲の大きさに全く自分を意識しない心境に陥るのでした。全く気持ちのいいものです。

  今までの山では景色にばかり気をとられ、人工物のトラロープに全く気にしなかった私でしたが、今回初めて歩道のロープ補修のお手伝いをさせていただきました。目線をかえて、体験して、気がつくもの、得られるものも多さに改めて気がつくのでした。

  最後に、登りで目にしたコーヒー牛乳バック(ゴミ)、2週間近くたった今でも拾うべきであったとチクチクいたします。

                            大波 紀子

今回は「西吾妻のロープ補修」とのことでしたが、作業のほうは何を手伝ってよいのかわからないまま、トラロープの端っこを握っていただけでした。

 今まで登山道脇のロープについて深く考えたことはありませんでしたが、1本のロープを張ることによって登山者が不用意に山道から外れることを防ぎ、そのようなロープは今回のような地道なボランティア活動で補修されていることを知りました。足元で風に揺られている白色や黄色の花々は微妙なバランスでここに咲くことが出来たのでしょう。

 福島市を出発したときは小雨交じりの厚い雲をうらめしく感じておりましたが、山頂は日差しを強く感じるほどの快晴でした。そして眼下には雲海が広がり、期待通りの初夏のお花畑を目にすることができました。また、思いがけず中学時分に国語をお習いした鎌田先生にもお会いすることができました。山内さんをはじめ、会の皆さん、素敵な一日をありがとうございました。

 

                                                      栗生 絵理子

会の皆さん、初めて参加した私に、自然や花の事を親切に教えて下さり、ありがとうございました。お陰で楽しく参加することが出来ました。今回の感想は3点です。@樹林帯の中にも木の花から、足元にある花まで、観察する物は沢山あるんだという事。Aロープ一本がお花畑を守ってるという事。Bこれからは、自然に優しく登山道を広げないように歩くという事です。

景色がキレイだったのは、西大巓の頂上で見た雲海に浮かぶ磐梯山です。観察会に参加して、登山や自然に対して、知識や楽しみが少し増えて、大変良かったです。

補修作業風景

補修作業風景

コミヤマカタバミ

サンカヨウ

ヒナザクラ

雲上の磐梯山

ベニバナイチゴ

ツルツゲ

 

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