93回観察会・的場川周辺紅葉観察会 2007.10.21()

高山・的場川周辺紅葉観察会に参加して93回観察会から)  松井さき子

 

今年初めての観察会、芋煮会。集合場所で吾妻山をバックにコスモス畑の風景をデジカメに収め、いざ出発。色づき始めた木々を眺めながら、カエデ、モミジ、ナラ・・・・と木の実、花の実など観察し、説明を聞きながら歩いていくとブナ林が現れてきた。

私はブナの樹が大好きです。私の山歩きはブナで始まりブナで終わると言った感じです。ブナの木を見ると神聖な気持ちになり心豊かになるような気がします。樹の太さ、高さ、木肌、模様はもちろん、上部で枝分かれしているもの、ごつごつしてふき出物があるみたいなもの、しわがあり節くれているもの・・・とさまざまな表情を見せてくれます。また新緑、梅雨のブナ、紅葉、葉の落ちたブナ、雪の中のブナ、天気、時間によってもまったく違う表情を見せてくれるんです。その美しいブナを見るたびに「うわーすごいきれい」と叫んでしまいます。感動してシャッターを押してしまいます。

今回の観察会でもササヤブを分け入り300年は経っているだろうと言う、背が高く、幹周りも太く、縦しわのゴツゴツとした見事な素晴らしいブナに出会いました。感激!!しばらくその場所に止まっていたい気がした(伊藤さんはスケッチしていましたヨ)。福島の宝物ですね。大切に守っていかなければ!!芋煮会では途中きのこ取りの方からムキタケというきのこを頂き、それを入れて粕の入った汁と2種類作っていただきおいしかったです。色々アクシデントがあったようですが、楽しい一日でした。感謝します。

ムラサキシキブ

ツリバナ

熊のつめ跡

振子沢の大ブナ

ブナの衰弱は内部から

アミガサタケ

肉無し芋煮

ダイモンジソウ

 

 トップページへ    観察会のページへ