第166回自然観察会:霊山・自然林観察会・芋煮会

19.10.27()


霊山城址にて (2019.10.27)

166回芋煮会と霊山観察会に参加して 安彦隆志 

秋を感じるため、観察会に参加させて頂きました。期待したほどの紅葉を見ることが出来なかったことが、とても残念です。しかしながら、つた漆の赤には感動しましたし、山でなければ見ることの出来ない秋の気配を十分感じることが出来ました。カメムシの姿を見て、童心に戻れたことも最高です。       
 今回、私が一番感激したのは、手際よい芋煮会の準備と美味しい料理です。山形・福島の芋煮会の具材、味付けにこれほどの違いがあるとは知りませんでした。(主催者の主旨と異なる感動で申し訳ありません。)皆様の話を基に、クック・パッドで調べて知りました。
 それにしても、講師を始めとして皆様の知識、好奇心には驚いてしまいました。草木に限らず、カメムシや苔にまで興味を示され、「苔女」なる新ワードまで教えて頂きました。ウインドウ・ショッピングが出来ない私は、周囲に目を配ることが出来ず、ただ前を向いて歩くだけでした。なぜ横を向けないかというと、それは横を見ても、それが何たるかがわからないからです。今回反省しなければならないことは、事前学習を怠っていたということです。ある程度の知識があれば、もっと楽しむことが出来たはずです。もし、次回参加する機会があれば、芋煮会のみに参加するか、予習してから参加したいと思います。今回はたいへんお世話になりました。

晩秋の霊山でしたが紅葉はいつもより遅れていました

 

 

芋煮の味付けは2種類

リンドウ

 ツルリンドウの果実

ゴマダラオトシブミ

エサキモンキツノカメムシ

ヘラクヌギカメムシの幼虫(左)と成虫(右)
 ツタウルシ  コケミズ

コツボゴケの雄器盤

イブキジャコウソウ