第100回観察会・高山自然林観察会2008.10.19(日)

100回記念「高山自然観察会」に参加して　　安積　幸子 幕川温泉からスカイライン経由の登山道は、コミネカエデ・ハウチワカエデ・コハウチワカエデの赤、イタヤカエデ・ミズナラ・ダケカンバの黄、クロベ・コメツガ・高山が北限のシラビソの深緑と、まさに自然豊かな錦織りなす美しい秋の色でした。 水質日本一の荒川へと流れゆく幕川の水源地・鳥子平から、オオシラビソの森の中、テレビの反射板のある高山山頂へ。山頂には麦平方面から登ってきた登山グループもあり、賑やかでした。 高山の会は、麦平を大勢で歩くと湿原を傷めるとのことで、ピストンで鳥子平経由幕川温泉へ下山。（なるほど、高山の原生林を守る会） 下山途中、きのこがあればお土産にでもと思い、ビニール袋をポケットにしのばせていましたが、残念というべきか幸いというべきか収穫なし。そこで、せっかくのビニール袋に、途中で見つけた健康ドリンクの空きビンやプラスチック片、あめの袋等拾ったゴミを入れながら下山。観察会のしおりをよく見れば、「植物採集はしない」との注意書きがあり、きのこがなくて幸いでした・・・。もちろん、「高山の原生林を守る会」としても、途中で気づいた外れた樹木の銘板や川の中の落下物等を回収しながら下山。 あまりの紅葉の美しさに幕滝まで足を伸ばし、紅葉の中、白い水しぶきとなって流れ落ちる幕滝の景観を楽しんだ100回記念の観察会でした。
県自然保護課の工事です	ブナの黄葉	コミネカエデ	幕川周辺の紅葉
シナノキ	シナノキの前でカツラの説明	シナノキにカツラの名札が	落ち葉はシナノキだらけ
ブナ林帯を登る	針葉樹林帯へ	珍しいものが	ネコシデの果実でした
ハリガネカズラ	枝を手にして詳しく観察	渓谷の紅葉	ナナカマド
ハウチワカエデは紅葉の中心	守る会の原点・シラビソと高山	鳥子平	麦平経由の集団登山者

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