東北の山に残されたわずかな面積のブナの森。そのわずかなブナの森を訪ねて歩く。そして期待通りの森に合えることは嬉しいが、期待しない山で出合ったブナの森は、殊更喜ばしい。そして森で過ごすのは至福の時間だ。今回は、期待しないで登った山で出合ったブナの森の紹介を! |
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85)徳網山 788m 朝日連峰の南端、祝瓶山の西側にそびえる788mの徳網山。祝瓶山に向かう途中の森も素晴らしいが、この山のブナは第一級なのだ。登山口から30分も登れば、見事なブナ林に囲まれる。この森が、山頂直下まで続く。 コースタイム:登山口(20分)尾根ブナの始まり(1時間)山頂 |
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86)白髪(しらひげ)山 1294m 船形連峰は多くの登山コースがあるが、実際に登山道周辺でブナ林が見られるのは、宮城県の大滝キャンプ場周辺のみだろうか。船形山周辺は人の手が入っているからだろう。山形側の柳沢小屋を過ぎて、さらに林道終点まで向かうと船形山へと登山口となる。11月に入って間もなく、船形山頂目標ではなく白髪山から寒風山を経て関山峠までの縦走である。 |
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